中国旅行記② 北京編 Part2 中国と言えば "白酒" 白酒と言えば "二锅头"
皆様、こんにちは!
QuadrilingualブロガーのKOJIです!
中国旅行
の思い出を振り返っていると、 お酒の味 が思いだされます。
美味しかったビールから、あまりの革新的な味に度肝を抜かれたビール
伝統的なお酒から、若者向けに新しく考案されたお酒。
そんな様々なお酒の中でも、最も大きな衝撃を受けたのは、旅行2日目に飲んだ
"白酒 (
でした!!!
白酒というのは、穀物を原料に作られる蒸留酒で、日本で言えば焼酎に近いものですが、アルコール度数の高さは白酒が圧倒的に高いです!
簡単な説明をWikipedia先生にしていただきましょう!
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白酒(パイチュウ)は中国発祥の蒸留酒。コーリャン(高粱)、トウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモなど穀物を原料とするが、状況に応じて、主原料から高粱酒(カオリャンチュウ、gāoliángjiǔ)とも、製法から焼酒(シャオチュウ、shāojiǔ、繁体字:燒酒、簡体字:烧酒)とも称される。
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ちなみに、白酒の白というのは、にごり酒のように白濁とした白ではなく、無色透明という意味です!
そして、私も今回調べていて分かったのですが、白酒は蒸留されたもので、蒸留される前のものは黄酒と呼ぶそうです!
中国通の方、お酒好きの方はご存知かと思いますが、黄酒とは紹興酒の事なんです!
知っていらっしゃる方であれば、常識かもしれませんが、私はこれには衝撃を受けました!!!
中国では、全土で様々な白酒が製造されていますが、その中でも
"二锅头"
"茅台酒"
の2種類は別格の知名度を誇っています。
ちなみに、前者は大衆向け、後者は高級路線というイメージです。
旅行2日目は、そんな二大巨頭の一方、
二锅头(er guo tou)
の
"二鍋頭博物館"
を訪れた事がハイライトでした!
<1月19日>
昨晩の到着が遅かったこともあり、若干遅めの午前11時過ぎにチェックアウト。
時間もなかったので、バスターミナル付近の饅頭屋で肉まん(3元)と野菜まん(2元)、そしてチマキ(5元)を買ってブランチ(雰囲気に合わない言葉)!
(1元=16〜17円 2019年1月時)
この日の最初の目的地は、
万里の長城
です!
北京市街地から簡単にアクセスできるスポットは、 慕田峪长城 (慕田峪長城)と、 八达岭长城(八達嶺長城)の2箇所です。
どちらも、現地発着ツアー(食事、交通費、入場料込み)で行けば、200~300元程で行けますし、直行バスの往復で50元というような便利なものもあります!
が、
メインイベントの、二锅头博物馆訪問が有ったため、今回は市内バスを乗り継いで慕田峪長城に行ってきました。(慕田峪長城から二锅头博物馆は白タクで50元でした)
*中国では白タクを黒タク(黒车)と言います
入場料は45元で、入り口から城付近までの往復バスが15元でした。
(城までのロープウェイは往復で100元以上したので、それには乗らず、30分ほど掛けて階段を登る。 )
慕田峪長城はこんな感じです!
実は、八達嶺長城には2010年に行った事があったのですが、八達嶺長城に比べて慕田峪長城はまだまだ新しく整備されたイメージで、観光客もそれほど多くなかったです。
(道の途中では、観光客を念頭に作られた商業施設や道の駅のような場所がいくつも廃墟と化していましたが。。。)
万里の長城を後にして向かったのは、
お待ちかねの
二鍋頭博物館
です。
博物館は蒸留所の敷地内にあるので、この入り口を超えて入っていきます。
敷地に入って少しまっすぐ歩くと、右手に博物館が出てきました。
意外としっかりした作りですね!
中国の観光地では、最高を5Aとして、Aの数を基準にランク付けがされていますが、意外とここも3Aとして認定されているようです。
中に入るとこんな立派なモニュメントが現れます!
因みに入場料は30元で、お土産としてお酒がもらえますが、それは後ほど紹介させていただきます。
このパンフレットはまさかの『最後の一部』
(白酒に限らず、ワインや黄酒等の製造もしているようです)
(世界中に輸出されているらしいです)
(人民大会堂 <貴賓館兼議事堂?>でも提供されているとのことです)
(お酒が作られているんだなという良い匂いがしてきました)
そのほかにも、二鍋頭の歴史を知ることのできるジオラマ等の展示も盛り沢山でした。
観覧終了時には、お土産をいただきました!
宿で調べてみたところ、現地のECサイトでは45元程で販売されているようですので、お土産だけでも行く価値がありました!笑
红星二锅头清香典范6 46度500ml 46度清香典范6 500ml【图片 价格 品牌 报价】-京东
実は、、、私は、白酒がとても苦手でした。
どれだけ苦手かと言うと、白酒の独特の匂いが、パイナップルジュースの匂いに似ていることから、パイナップルチューハイが飲めなくなってしまった程です。。。
ところが、
「有名なところだしネタ集め程度に行ってみよう」
と、訪れたこの博物館でいただいたお酒は
パイナップル臭もなく、穀物もまろやかな感じがとても飲みやすかったです。
度数が高いので多くは飲めませんが、
『味わって飲める白酒もあるんだ!!!』
と 感銘を受けました!!!
一部職員の対応等、色々と思うところもありましたが、なんだかんだでオススメの場所です!
<博物館レビュー #1(白酒#1)>
名称:二锅头博物馆
展示内容:★★★★☆
職員の対応:★☆☆☆☆
(博物館のスタッフというよりは蒸留所の職員が常駐しているというイメージ? 閉館時間前に追い出された)
アクセス:★★☆☆☆
(いわば酒工場なので、簡単にはアクセスできない郊外に位置してます)
入場料:★★★☆☆
お土産:★★★★★
総合評価度:★★★☆☆
(展示内容と、お土産のクオリティーはとても高かった)
オススメ度:★★★☆☆ (北京に行く白酒好きは皆行くべし)
<お酒レビュー #12(白酒#1)>
名称:红星二锅头清香典范6
分類:蒸留酒・白酒
アルコール度数:46度
匂い・味:重厚な味わい。所謂アルコール臭が殆どなく、白酒の中では飲みやすい
レア度:★★★★☆ (★★☆☆☆ 中国)
オススメ度:★★★☆☆ (白酒嫌いの酒好きにおすすめ)
苦手なジャンルも、トライしていれば何かが変わる!
次回以降も引き続き、中国旅行記をアップしていこうと思います!
乞うご期待!!!
KOJI 2019年1月28日
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