中国旅行記④ 瀋陽編
皆様、こんにちは!
QuadrilingualブロガーのKOJIです!
前回は、夜行列車に乗ったところまでを紹介させていただきましたが、
今回は、夜行列車を降りて、瀋陽でどんなところを回っていたか紹介させていただきます。
<1月20日>
夜行列車に揺られて、翌朝の7時ごろに瀋陽に到着しました!
移動手段としての、寝台の夜行列車はいいですね〜
移動するだけでなく、宿泊施設にもなり、"旅をしているぞ!"という気分にも浸れます。 まさに 一石三鳥!!!
(瀋陽駅)
瀋陽駅は明治43年(1910年)竣工という事ですが、まだまだ現役で頑張っています。
瀋陽駅に限らず、瀋陽市内には、日露戦争後〜第二次世界大戦終了までの間に建てられた多くの建物が、史跡として保存されています。
観光地を巡っているとそのような建物が頻繁に目に入りますので、ちょっと立ち寄って当時の情景を思い浮かべるのもありかもしれません。
参考動画:
満州国・奉天《前編》The largest city in Manchukuo 1/2 - YouTube
瀋陽で最初に向かったのは、
北陵公園
です。
(中国の観光地評価基準では 星4つ!)
北陵公園は、瀋陽駅北に位置する公園で、その中心には、清の初代皇帝ホンタイジとその妻孝文端皇后のお墓が佇んでいます。
(ホンタイジ像)
(若干ミニチュア雪まつりのような展示もありました)
(当時建てられた門)
(陵への入場料が30元程したので、見学は門まで。公園の入園料は6元)
公園を後にして向かったのは、
九・一八歴史博物館
です。
この博物館は、満州事変(中国での呼称は九・十九事変)が勃発した場所に建てられた博物館で、満州事変から第二次世界大戦終了までの包括的な流れが、中国側の視点で展示されています。
メチャクチャお金をかけて作られている施設でしたが、教育重点施設という事で、入場料はタダです。
満州事変そのものや、中国における歴史教育に興味がある方が瀋陽に行かれた際には行ってみてください。
(博物館の前でソーセージを売るソーセージオヤジ)
小腹が空いていたので、道端のソーセージオヤジからソーセージを購入。(3元)
日本でも最近流行り始めたQRコードペイ対応のハイテクオヤジです。
因みに、Wechat Pay(微信支付)、Alipay(支付宝)どちらでもOKで、何年も前から導入していたそうです。
時間が非常に限られていたため、早々と博物館を後にして向かったのは、
老龍口博物館
です!
老龍口(老龙口)とは、瀋陽の伝統的な白酒メーカーであり、ブランド名です。
(二鍋頭と同じく、トリプルA級!)
二鍋頭と同じく、蒸留所に併設された形の博物館でしたが、こちらは入場料がタダでした。
あの張作霖も愛飲していたとの事です。
中の展示は、二鍋頭博物館に比べるとスケールが若干小さかったです。
ただ、職員の方の対応も良く、これまでに販売されてきた老龍口一覧、中国中の白酒一覧の展示等も有り、とても楽しむことができました!
残念ながら、おみやはいただけなかったので、20元で2019年特別デザイン版を購入!!
豚年!!!(日本では猪年)
味は、すみませんが、
THE・白酒
という感じで、パイナップル感が半端なかったため、飲み切るのは四苦八苦でした。。
白酒好きの人にとっては逆にその香りがいいんでしょうか?
私はまだまだ修行が足りませんね。
酒博物館の後に向かったのは、
瀋陽故宮
ですが、、、
冬季は早めに閉まるという事で、入場は受け付けておりませんでした。
ファイブA級の観光施設ですが、以前訪れたこともあったので、潔く諦め、近くをぶらぶら。
故宮近辺はとても雰囲気のある通りが多いのでオススメです!
瀋陽まで来ると、ハルビン程でなくともロシアが近くなってくるので、ロシアのミリタリーグッズやお菓子、マトリョーシカ等を販売する店も度々見ます。
瀋陽で買ったロシアチョコは10元。
ハルビンで買った同じロシアチョコは15元。
瀋陽版は対中国輸出用の中国語ステッカーが張られていなかったので、もしかしたら密輸入品?
散策を買い物を楽しんだ後に向かったのは、
Korean Town
です!
一説によると、瀋陽には世界最大級のコリアンタウンがあるとの事でしたが、向かってみると、その一帯が中国語と韓国語の入り混じった別世界のようになっていました。
北朝鮮レストランも有りました!
(記念にパシャり)
通りにあった新華書店(中国最大級の書店チェーン?)にも、ハングルで書かれた本がズラッと並べられていました。
このコリアンタウンにいるのは、ほとんどが北から来た人達という事らしいですが、時間がなかったので、あまり調査ができなかったのが残念でした。
高速鉄道
ハルビン行きの高速鉄道に乗るために再び瀋陽駅に戻ってきました。
車内で飲む用に、ローカルっぽいビールを2本仕入れて乗車。
German craft classic の文字!!!
期待できそうです!
河北省のビールなんですね。
おそらく私も初めてみました。
飲んでみると、、、
アルコール臭い!!!
どちらもアルコール2.5%なのに、
なぜかアルコール臭が半端ない!!!
若干緑の方が飲みやすかったですが、どちらもオススメできない味でした。
後々考えてみれば、緑は青島のパクリで、黄はハルビンのパクリのようなパッケージでした。。。
まあ、SakeMasterになるためには必要な経験ですね!
<博物館レビュー #2(白酒#2)>
名称:老龙口博物馆
展示内容:★★★☆☆
職員の対応:★★★★☆
アクセス:★★★☆☆
(街中なので、タクシーでもバスでも割とすぐです)
入場料:無料
お土産:無し
総合評価度:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆ (瀋陽に行く白酒好きは皆行くべし)
お酒レビュー
<お酒レビュー #16(白酒#2)>
名称:老龙口
(写真の撮り忘れで、商品の正式名称がわかりません T-T)
分類:蒸留酒・白酒
アルコール度数:42度?
(若者向けの、若干安くアルコール度も低い商品との説明でした)
匂い・味:白酒と言ったらこれ!という味でした
レア度:★★★★☆ (★★★☆☆ 中国)
オススメ度:★★☆☆☆ (白酒が好きならこれも試して欲しいです。そして他の白酒との違いを教えてください)
<お酒レビュー #17(ビール#14)>
名称:公牛特制啤酒
分類:醸造酒・ビール
アルコール度数:2.5度
匂い・味:アルコール臭が強い。飲み口は軽い
レア度:★★★★☆ (★★★☆☆ 中国)
オススメ度:★★☆☆☆ (怖いもの見たさでなら)
<お酒レビュー #18(ビール#15)>
名称:公牛小麦王啤酒
分類:醸造酒・ビール
アルコール度数:2.5度
匂い・味:アルコール臭が強い。飲み口は公牛特制啤酒に比べて若干力強い
レア度:★★★★☆ (★★★☆☆ 中国)
オススメ度:★☆☆☆☆ (公牛特制啤酒を飲むならセットで!)
経験値は積んでも積みすぎるということは無い!
次回以降はハルビン編をアップしていきます!
乞うご期待!!!
KOJI 2019年1月29日
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